病院からお知らせハガキが届いていたので、お薬をもらいに動物病院にいってきました!
毎年恒例のフィラリア・ノミ・マダニの予防薬
受診時の流れ
問診
現在の調子や体重の確認などします
採血
予防薬投与前に、フィラリアの感染がないことを確認する必要があります(フィラリアが血管内にたくさんいる状態で予防薬を投与してしまうと、一度に大量のフィラリアが死滅することによるショック状態を起こしたり、死骸が血管に詰まることで、ワンちゃんが亡くなってしまう可能性があるため)
フィラリア抗原検査は血液が必要なため採血します(少量でしたよ!0.5mlくらい)
検査結果
10分ほど待って検査結果が出ます
その場で抗原キットを見せていただき結果を確認します(確認の仕方は病院それぞれかもしれません)
予防薬処方・お会計
お薬を処方してもらい、飲ませ方の説明も受けます
お会計をして終わりです
費用
診療項目(内容) | 金額 |
再診料 | 610円 |
調剤料 | 370円 |
採血料 | 610円 |
フィラリア抗原検査 | 1820円 |
ネクスガード スペクトラ45 (7.5~15㎏未満)6粒 | 14400円 |
合計17810円 |
動物病院によって異なります
我が家は
体重8㎏で一粒当たり2400円×6か月分(1か月に一回投薬)=14400円
予防薬に関しては加入している保険適用外になるので、それに伴う検査代も実費です
フィラリア・ノミ・マダニは人にも寄生・噛む可能性あり
フィラリアは人にも寄生する可能性があるそうです
ノミ・マダニも人間を噛む可能性があり、「ライム病」「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」などの感染症をおこします(特にSFTSは有効な治療法がなく、対症療法のみの感染症)
犬は予防薬がありますが、人間にはないので、犬に予防してもらうことは飼い主の安全にもつながります
もし犬にマダニを発見したら
獣医師さんに犬にダニを発見した時の対処法を聞いてみました
- 予防薬を飲んでいる場合は自然に死んで干からびて取れてくるまで待つ
- 無理に取るとダニの口が残り、皮膚炎や感染症をおこす場合があるので病院に相談する
ダニを人間が触ることで噛まれてしまう可能性もあり危険なので、病院に相談しましょう
まとめ:犬も人も予防につながります
フィラリア・ノミ・マダニの予防薬は、狂犬病のように義務ではなく任意なので、犬を飼ったことがない人は初めて聞く方もいると思います
ワンちゃんの体質や年齢によっては、予防薬(駆虫薬でもある)が体に負担が大きい場合もありますので、かかりつけの獣医師さんと相談して進めましょう
犬が予防薬を飲むことで、人を含めた周囲の動物の健康を守ることにもつながるので、毎年の習慣にしたいものです